風邪と温度・湿度の関係

今頃の時期(11月~3、4月頃)になると、温度や湿度が低くなり風邪をひく方が多くなります。

 

 

風邪症候群の原因は80~90%がウィルスの感染です。

風邪ウィルスの多くは気温15℃~18℃以下の環境を好んで活発に活動を始め、冬場に風邪の患者が急増します。また風邪ウィルスは200種類以上あるといわれ、多くは冬場の低温乾燥の環境で空気中の飛散量が増加します。

 

風邪ウィルスについての言葉に「ゴホン10万、ハクション100万」といわれるのがあります。

 

咳等により空気中にばらまかれたウィルスは、湿度の高い状況ではすぐに地面に落下します。ところが湿度が40%以下になると、ウィルスの水分が蒸発して軽くなるため、落下速度はゆるやかになり約30分間空気中を漂うことになるのです。そして人が息を吸い込むときに鼻やのどにウィルスが付着し感染します。

 

身近な予防対策は湿度を調整し抗酸化力を高めることです。

また人が家にいる時間は睡眠時間を入れると長くなるので、住まいの環境を考えることも大切です。