「日本の家」の良さを活かして一生住める住まいへ。プロが語る後悔しないリフォームの極意

こんにちは。エムート株式会社の武部です。

 日頃から多くのお客様と住まいのご相談をさせていただいておりますが、最近つくづく思うのは、「家を直して長く住む」ことの難しさと、その大切さです。

 今日は、プロの目線から、これからリフォームを考えている皆さんにぜひ知っておいてほしい「現場の本音」をお話しします。

日本の「古い家」は、実は素晴らしい

最近の家は10年くらい持てばいいという考えで作られているものも少なくありませんが、実は昔ながらの日本の家は、この国の気候に本当によく合っています 

隙間風が気になることもあるかもしれませんが、それは裏を返せば「風通しが良い」ということ。家が呼吸をしているので、湿気の多い日本でも長持ちするんです。さらに、建てる時にしっかりとお金をかけて、白アリ対策などを万全にしておけば、一生安心して住める家になります。 

 

リフォームを機に、こうした「家本来の良さ」を活かすことを考えてみてはいかがでしょうか。

目に見えない「配管」の落とし穴

リフォームで一番怖いのは、壁や床の下にある「目に見えない部分」です。 

例えば、築40〜50年の家の場合、水道の管(配管)がかなり古くなっています。先日も修理に伺いましたが、古い管は非常にもろくなっていて、一箇所を直しても、その衝撃で別の場所から水が漏れてしまうことがあるんです。 

 

「蛇口を直しただけなのに、メーターが止まらない」といったトラブルは、実はこうした古い配管の劣化が原因であることが多いのです。だからこそ、私たちは「ただ直す」だけでなく、家全体の健康状態をプロの目でしっかり見極める必要があると考えています。

お見積もりは「安心への約束」です

よくお客様から「予定より早く終わったから、安くしてよ」と言われることがあります。お気持ちはよくわかるのですが、実はリフォームのお見積もりは、作業時間だけでなく「その仕事を責任持って完遂する」という約束の金額なんです。 

反対に、予期せぬトラブルで予定より1日延びてしまったからといって、追加で料金をいただくことも基本的にはありません。 

 

また、トラブルを防ぐために、私たちは工事の前に家の状態を細かく写真に撮っておくようにしています。「もともとあった傷なのか、工事でついた傷なのか」をはっきりさせることは、お客様にとっても私たちにとっても、後で嫌な思いをしないための大切な準備なのです。

最後に:良いリフォームは「信頼関係」から

リフォームは、私たち職人とお客様が一緒になって作り上げるものです。

 私たち職人も人間ですから、「この人のためにもっと良くしてあげたい!」という気持ちが湧くと、つい予定にない細かいところまでサービスで直してしまったりするものです。逆に、あまりに厳しいことばかり言われてしまうと、どうしても「言われたことだけやろう」という気持ちになってしまい、結果として良い仕事につながらないこともあります。

お互いに信頼し、歩み寄ることで、最高の住まいが完成します。

大切なお住まいを、10年、20年先まで安心して任せていただける。そんなパートナーでありたいと、私はいつも願っています。 

 

リフォームについて不安なこと、わからないことがあれば、いつでも気軽にご相談ください。あなたの家の「主治医」として、親身にお答えいたします。