こんにちは。エムートの武部です

奈良県吉野山の千本桜や大阪府造幣局の八重桜が見頃になる季節になり日々暖かくなってきました。山の木々も春の息吹を感じられ若々しい新緑が目に鮮

やかに写り、気分も軽やかにのびのびとなってくる今日この頃。

 

この様な軽やかな気分で過ごしていた4月13日の早朝、震度6弱の揺れに眠りから手荒く起こされました。その時18年前阪神大震災の事を思い出しふるえ

た方も多かったことと思います。私も18年前の阪神大震災を思い出しました。

 

今や日本列島はいつどこで地震や災害が起こるか解りません。ゆえに【不意の地震に不断の用意】の標語は関東大震災後の今も生きている。私も常に天災の事が頭から離れない状態です。

 

この様な地震が起きた時は、普段よりもより快適さと安全な住まいをお客様と共に考えながら仕事をする事の必要性を感じます。

 

伊丹市H邸ではH様の長年の夢だった自然素材をつかったマンションリフォームをしました。床は無垢の杉板フローリングを、壁は珪藻土<エコ・クィーン>を使い仕上げました。

 

この様なリフォームをしたのは初めてでしたがリフォーム出来上がりを良くする為に常にH様と話し合いをしながら仕事を進めました。途中で変更する事があれば話し合って変更し、より住みよい家に仕上がげる為に日々話し合いをしながら仕事をし、日々の生活に支障をきたさない様に最小限の負担になる様に互いに協力する事によって工事はスムーズに進みました。その結果H様の思った通りの住まいに仕上りました。

特に床については仕上りと同時ぐらいに部屋が暖かくなり、肌触りのよさに感動し喜ばれていました。壁の珪藻土も仕上りと共にすがすがしい臭いがしない部屋になり驚いてました。

 

その効果は特にトイレに顕著に現れいつもクリーンで気持ちが良くとてもさわやかな気分でトイレができる様になりました。この様にお客様に喜ばれると工事をした者としてもとても感激します。

 

今回の仕事を通して思った事は、リフォームをする側も日々進化をしより良い住まい創りができる様にする為に勉強する必要を感じました。リフォ

ームをされる方にとっては一生に一度か二度するかどうかですから、創る側は如何にお客様が満足されるリフォームができるかという事について努

力することが大切です。

■私の日課

私は朝の日課で毎日歩いていますが、近所の川べりに菜の花が生えています。菜の花は4月の初旬から中旬頃に咲き黄色の花を咲かせます。川べりに菜の花が咲いている様は、まるで歩く道を誘導してくれてる様でとても楽しい気分になります。


菜の花が咲く同じ時期に、染井吉野や八重桜等の桜が春の色彩を満喫させてくれます。今日も朝歩いて気持ちのよい一日の始まりです。

■キッチン

 キッチンは毎日料理をする人にとって使い勝手がよく、将来的に使いやすくなる事がまずは大切な事。さらに現状の住まいの中でいかにスペース

を効率よく使い、毎日の料理が楽しくできる様にするかという事も大切な事です。

【抑えておくべきポイント】

① サイズ(高さ・幅・奥行き)

カウンターの高さは長時間使っても疲れない程度の高さに。収納(天袋)は下の高さをH/1500程度にしておくのが良い様です。そうする事によって収納としての能力を発揮します。

キッチンの幅ですが、スペースを有効に使いシンクを大きく取ると作業が楽にできる様です。奥行きは650m/mがよいです。


② 照明器具

できるだけ明るい照明を取付ける。


③ コンセント

設置する箇所を分けると良い。


④ 収納家具

寸法等を十分確認してから購入する。


⑤ レンジフード

換気能力と使用後の手入れの点を確認する。


⑥ コンロ

ガス・IHのどちらの場合でも付着した油がすぐとれて清掃しやすい事が大切。


⑦ 既存のキッチン家電

現在使用しているキッチン家電等のサイズと置く場所の確認を忘れずにする。

■トイレ

現在便器は大変進化し、各メーカーとも節水・臭い・癒しのしかけと様々な工夫をしています。又ホームセンター等でもトイレに関する商品が数

多く出ています。私共もいつも臭いがせずキレイなトイレである事

を望みます。


ある2軒のお家でトイレ入替と内装をしました。内容は2軒ともに天井・壁共に珪藻土を塗り、床はクッションフロアーにしました。ただし便器は

それぞれ違うものを取付けました。この内容のリフォームをされた2軒のお客様から同じ感想を言われました。


「トイレが臭わなくなり空気も澄んでいるような感じになってとても気持ちよくなった。」


今回のリフォームで珪藻土は臭いに対して効果があると言う事を再度確認致しました。用をたす所が気持ちよいことは大切なことです。

■洗濯機横にスキマ収納家具

仕事で洗面室のリフォームをしたのですが、洗濯機の右横に約25cm程のスキマが開いてました。洗濯機のスキマに合う家具を用意してほしいとのお客様の要望がありましたので、寸法を測ってスキマに合うように家具を作る事にしました。(既製品はなかなかないので…)


まず高さは洗濯機と同じにしました。そして下段はタライの寸法を測ってぴったりと入るように作り、中段には小物が置けるスペースを作りました。上段は夏の湯上り時の火照った体を冷やす為に扇風機を置きました。

 

 

 

洗濯パンと床に段差があり備え付けるのに段差の調整

■手が赤くカブれて困っていました

既製のパソコン台を購入し使用されてるある主婦の方の話なのですが、キーボードを使用する時、キーボードを置いてる木の台の部分に手が触れると、カブれた感じに赤くなってしまう。そして子供様が使われても同様にカブれた感じに赤くなって大変困っているという・・・


そこで、カブれる原因となっているパソコン台の部分をカブれない物にする事にしました。どういう材料にすればカブれないのかを調べる為に、天然で無垢材の板の無塗装品とアメリカ製の自然塗料で仕上げた板で数日間に渡って使用テストをした所、赤くカブれる事はありませんでした。


その結果を踏まえてパソコン台を製作し、その主婦の方は手が赤くカブれる事なくパソコンを使う事ができる様になりました。


壁材でもクロスのノリに反応される方がいらっしゃいます。その時はより自然に近い珪藻土とか和紙とか自然のノリを使うことをお勧めします。

人間、化学製品に対する歴史は浅く、そこまで進化してないかどうか解りません。やはり健康である事は嬉しいです。

■断熱のお話

以前仕事でリフォームした吹田市春日M邸の玄関側の洋室では長年(約26年程)にわたり冬になるといつも結露に悩まされていました。その結果、窓枠は木部がくさり壁には黒カビが発生。壁面ボードは一部がボロボロの状態に。そして毎年冬になると洋室の前の公共廊下に水が流れてるラインが発生します。この水のラインについてはラインが出ている家とそうでない家があります。

■発泡ウレタン

■二重サッシ


【原因】

マンション建設時のアルミサッシの窓枠取付時にモルタルが隙間なくつめられてなかったのが原因。それでモルタルの隙間から冷気が入ってしまい部屋の温かい空気にふれて結露になった。


【対策】

結露の原因になったモルタルの隙間を発泡ウレタンで埋めて魔法ビンの様に遮断する。そして結露の原因の一つである湿度を珪藻土で調整し外気が
ふれる窓は2重サッシにする。後は時々窓を開けて換気をする。


【黒カビについて】

家の壁に生えてる黒カビはクラドスポリウムというカビであることが多い。不完全菌のひとつであり、様々な有機物(壁紙等)に生え深緑色をしている。このカビが原因でアレルギーになることがある。

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